つじのポンコツ日記

majissukaa.exblog.jp
ブログトップ
2014年 02月 06日

母の横顔

癌の告知を受けても、
取り敢えずビールが呑めるのかどうかを気にしていた緊張感のない私なのですが、一緒に説明を聞きに行ってくれた母が、説明を聞き終わりクリニックの待ち合い室に戻って、ポツリと呟きました。

f0308281_0311674.jpg



そう。


実は、私の母親も数年前に左の乳癌を患い、全摘出手術をしている。
現在は五年間のホルモン剤治療が終盤に差し掛かっているところなのです。

f0308281_0311788.jpg



「いや〜、だってそりゃ親子なんだから似てる所もあるでしょ!う〜ん、やっぱり血が繋がってるんだね!」


というフォローなのか何なのか、我ながら意味不明の相槌を打ちながら、帰路についた。


せっかく会社を休んだので昼からビールが呑めるカフェに行こうと無理やり誘い、母親と向かう。

f0308281_0311845.jpg



f0308281_0311956.jpg



途中、相変わらず阿呆な話をしつつも、その日は何だか母親の横顔をまともに見ることが出来なかったのを今でも思い出す。






母は偉大と思った方はクリックして下さると更新の励みになります!↓
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

# by majissukaaa | 2014-02-06 00:25 | Comments(0)
2014年 02月 05日

癌を告知された、その時つじは

クリニックにて告知を受けた時のこと。
f0308281_2121034.jpg




「癌」という言葉を浴びても、私は意外と冷静だった。


取り乱し具合は、何故だか前日の方が激しく、
f0308281_2121196.jpg



「癌ですよ」と言われても、
「あ、そうなんすか」とどこか他人事のように診察室で何故かニヤニヤしてしまう始末。

こんな時はどんな顔をすれば良かったのか。
どんな振る舞いをするのが点数が高かったのか今でも分からない。

いっそ世界の終わりのように、負のオーラを纏って落ち込み、言葉を発さないであるとか
f0308281_2121265.jpg



或いは、泣き崩れて叫ぶとか
f0308281_2121274.jpg



そのようになってしまう人の方が多いのかもしれないと思う。
当然だ。
「癌」という言葉は「死」に直結するイメージを持つ。
動揺して当然のことだ。


私が不思議と冷静だった理由。
それは単純に、「死」と「自分」がどうしても結びつかなかったからなのである。

自分には「死」は関係ないから、「癌」だとしてもまぁ平気だろう、くらいに、実にお気楽に考えてしまったのだ。
(おかげで治療期間も乗り越えることが出来たと思う)


そういった訳で、癌宣告された直後の私は、

こうでもなく
f0308281_2121316.jpg



まして、こうでもなく
f0308281_212147.jpg



こんな感じだった。
f0308281_2121514.jpg




癌宣告の直後にした最初の質問は以下のとおりである。

私「あの…治療をするにあたって食事の制限とかありますか…?」

女医「と言いますと?」

私「お、お酒とか…」


そう、何を隠そう私は無類のビール好きなのである。




クリックしてくださると更新の励みになります!↓
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

# by majissukaaa | 2014-02-05 22:05 | Comments(0)
2014年 01月 29日

30歳で癌になる


2012/2/10
私は母親と共に、某クリニックに居た。
f0308281_0174926.jpg


重苦しい空気の中、
訳の分からない専門用語で説明をしてくれる女医に対して私は尋ねた。
f0308281_0175042.jpg



「どういうことなんですか?」


ひとつ呼吸を置いて、
申し訳なさそうな顔をした女医は私に告げた。

f0308281_0175116.jpg







はい?

え?

わたしがですか?





前日の午前中、月に一度も鳴らない携帯電話が鳴った。
f0308281_0175151.jpg




「検査の結果が出ました。
出来れば…、あの…ご家族の方と明日お越しください」


こ、これは…


ドラマとかでたまに見るやつだ…


会社に半ベソで電話


「明日、休ませてください…」


「病気の検査で…去年も行ったんだけどその時は良性で…でも今回、家族と結果を聞きに来いって…うぅ…」


私の涙声につられて、対応してくれた総務のNさんも涙声になる。

芯が強くパワフルで、とても優しいNさんの言葉が心を揺さぶり、救われた。

とんでもない量の鼻水が出たことを記憶している。
f0308281_0175296.jpg






遡ること数週間前


私は冒頭のクリニックの待合室に居た


家から一時間半ほどかかる場所にあるクリニックだ。

去年もここで検査を受けた。
身に覚えがあったからだ。

その時の検査結果は「良性の腫瘍」

安堵した。

でも、これ絶対おかしい…
ある時から日々思うようになった。

この出っ張ってる部分、おかしい…。

絶対、おかしい。

一度不安に思うと、その気持ちはどんどん大きくなり、友達と遊んでいる時も、仕事中も、寝ている時、酒を呑んでいる時でさえ気になって仕方なくなった。

気になりはじめたら、どうしようもなくなって
また慌てて検査を受けに行った。
それが2012年1月のことだった。

昔から悪い予感だけは当たる。

人生ロクなことがなかった。
学校もまともに続かないし金はないし男運も悪い。
この時も、付き合っていた人にフラれて廃人状態になった直後だった。


案の定だ。


また外れクジを引いた。

f0308281_017528.jpg





















↓押して下さると励みになります!↓
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


# by majissukaaa | 2014-01-29 23:28 | Comments(0)