つじのポンコツ日記

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2017年 01月 03日

年賀状マラソン2017

やれやれ、一体どのツラ下げてノコノコ出てきたのかね。
そんな声が聞こえてきて耳が痛いものです。

妖怪ブログ更新サボリ女、東京都荒川区在住の一般市民こと、つじでございます。

皆様お元気にされていましたでしょうか?

数年前までの心意気は何処へやら、
ブログの放置にすっかり悪びれることもなく、日々酒を呑んでは電車を寝過ごし、深夜ラジオとお笑いライブに興じる日々を過ごしている純度の高い駄目っぷりでございます。

ブログを読んでくださっている皆様にお伝えしたいことは、山ほどあります。
なのに、この体たらく。筆不精の私をどうかお許しください。


そんな中でもこの季節。


街中の空気がピンと張りつめて、妙にソワソワする感じが堪らない年末年始、
私には一つ待ちわびていることがある。


お正月の風物詩、箱根駅伝ならぬ、年賀状マラソン。
(これ書くかどうか散々迷った結果書きましたが、正直スベりましたね)

初めての方は、去年の記事をご覧ください


今年も昨年に引き続き、九割九分コピペでお送りいたしますが皆様の大きな愛でどうかご容赦くださいね。


それではどうぞ。





私はもう何年も、毎年一枚だけ年賀状を書いています。

1998年から始まったそれは、あっという間に今年で20枚目。
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わたしは16歳の頃からの欠かさない習慣として、たった一枚の年賀状を書き続けています。


教育熱心な両親の元、私は私立中学にお受験で入学した。


持ち上がりのまま付属の高校に進学したものの、ある時から急にクラスメイトに馴染めず孤立し、
実にあっさりと(ほぼ半年で)高校を辞めてしまった。
※ご存知の通りグレることなく、根暗で割と行儀のいい人間に育ちました


そんな短い高校生活のなか、授業と言えば、英語と数学だけはクラス関係無い学力別という残酷なシステムを採用していました。

数学の授業に関して見事に最低レベルクラス所属の私は授業中に500ml紙パックの苺ミルクオーレを飲みながらうたた寝をして教師に呼び出しを喰らう有様。

プールの授業後でひどく疲れていたと云う言い訳は一切聞いてもらえずよく怒られていた。
そんな数学の授業で、 うちの高校には珍しく、中学からの持ち上がりではなくて 通常の受験で入学してきた変わり者の男子生徒が居た。

仮の名を「ナタリー」とする。

当時彼は、映画の「レオン」が大好きで、 ナタリーポートマンを崇拝していた。
授業中は主にナタリーの写真の切り抜きをノートに貼る作業。
もしくは、自作の漫画やイラスト等を描いていた様に記憶している。

たまに彼と席が隣になると、馬鹿なことを話しては笑い教師に睨まれ、しかし次の週にはまたイラストを見せ合い笑い、怒られるという阿呆な日々。
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ナタリーとはクラスが違ったので、数学の授業でのみ交流があった。

風の噂でナタリーと同じクラスの子から、 「音楽の授業に早弁(腹が減ったので弁当を昼食まで待てず喰うこと)をしていた」 という伝説等を耳にした。

音楽の授業中に早弁…! 尊敬に近い感情を持ったまま、 高校からフェードアウトしてしまった私は、 なんとなくその年のお正月、彼に年賀状を出してみる事にした。

もちろん携帯電話など無いポケベル世代真っ只中。 連絡を取る手段なんて実家の電話しかない、そんな化石のような時代のおはなし。それが1998のこと。


そして。返事が来た。


以来、実に20年もの間、年賀状のみのやり取りをしている。

私もナタリーもお互い、絶対に年賀状を書き続けている。
ちなみに家は非常に近い。 電車でほんの20分程度かと思われる。

しかし、ポケベル世代だった私たちは、当たり前だけれど メールアドレスも電話番号も知らないし、連絡も一切取ることなく、会ってもいない。

あの教室の、隣の席で話したっきり時間は止まり、19年が経っている。 それでも絶大な信頼感はお互いに感じていて、 それが心地よくて、毎年元旦の朝を迎えている。
以下、抜粋した記録をお届けしたいと思う。 ナタリーからの年賀状達。 (通称:「年賀状マラソン」)


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1998(16歳)
「まさかつじさんから年賀状が来るなんて驚いた! 数学の授業中に話す事が出来なくて残念だけど、まぁ頑張るさ。 いつか又お洒落なハガキをください。あなたはおもしろい。」

1999(17歳)
「返事が来ないと思いつつ年賀状を書きました。 ぼくは今郵便局でバイト中です。いまでも貰ったハサミを使っていると 君のことを考える時があります」

2000(18歳)
「グレたりしないで人生を楽しんでいますか?俺は、大学に行っても勉強もしないでバイトばかりしそうな気がするので、専門に行こうかなぁと考えています。最近筋トレにハマっています」

2001(19歳)
※わたしの引っ越しの混乱により、年賀状紛失

2002(20歳)
「はるばる上野の予備校に通ったものの受験に失敗して、スベリ止めの 卵の白身のカロリーくらいしかない大学に通っています。 同じ大学の加藤あいには会えないし、つまらないです」

2003(21歳)
「俺は結局、大学を辞めてフリーターになってしまいました。 今は主婦と仲良くスーパーで働いています。趣味で料理をはじめました。 得意料理は親子丼とホットケーキです」

2004(22歳)
「俺は相変わらずフリーターのままです。働いていたスーパーが潰れたので肉屋の総菜コーナーで働いています。映画鑑賞が趣味です。 (猟奇的な彼女)には負けました。マジで面白いのでオススメです。」

2005(23歳)
「肉屋の総菜を辞めてニートを経て、化粧品のピッキングをしています。去年はよく競馬に行きました。休日は中山競馬場でオヤジ達と絶叫する日々。 映画は、スウィングガールズが良かった!」

2006(24歳)
「引っ越した。一人暮らし。貧しいけれど、自由気侭なフリーター人生。 基本週5日のバイトと、土日にたまに派遣で働いてる。 でも競馬に行ってるから貧乏な生活。クリスマスも競馬の為にアスファルトの上で場所取りしてたよ」

2007(25歳)
「なんやかんやで、つじさんとの年賀状マラソンも10年目。 お互いに年を取っちゃったね。あの日数学の授業で隣同士にならなかったら、 この手紙は有り得なかったと考えると、不思議というか、スゴイと思います」

2008(26歳)
「お元気ですか?年賀状男のナタリーです。 人生順調ですか?俺は人生初のインフルエンザになりました。 昔は、映画を作るのが夢だったけど、映画館の建設というかけ離れた仕事をしたり、競馬をしたり映画を観たりしました。 つまりは無意味な日々」

2009(27歳)
「年賀状男のナタリーです。いつかは返事の無い年がくるんだろうなぁと思い寂しく思う年末です。俺はワーキングプアの極みに達しました。 去年は人生で最も働き、最も金を使いました。週7日間働いたり、 トリプルワークにチャレンジしたり。 俺は必死に大人になる事から逃げているのかも知れません。」

2010(28歳)
「家はあるのに家には帰らず、公園のベンチで月を見ながら、 堕ちたもんだと呟く。お互い年を取ったね。今年はマンガにはまりました。 お薦めはボーイズ・オン・ザ・ラン、なにわ友あれ。 20代最後の年をマクっていきたいなぁ。 」

2011(29歳)
「酒に溺れたり、ギャンブルにハマったりろくでもない20代を過ごしましたが、 4月には30歳になります。世間じゃあダメ人間と言われる俺だけど、 なんとかなるだろう、の風まかせ精神で生きてきました。 高1を最後に一度も会わず14年目の年賀状。これって凄いよね。 つじさんの味のある年賀状が好きだなぁ。エセOL生活頑張って下さい! 俺はエセ職人。上下寅一の服で居たりする。では。」

2012(30歳)
「ずっと先だと思っていた30代、30才って大人のイメージだったなぁ。 でも現実は30才になったからと言って何かが変わるわけでもなく、一日が終わり、明日へ続く日々。 月曜日の朝にランドセルの小学生が『ジャンプ』を立ち読みしている姿を見て昔の自分を思い出しながら、その隣で『ヤンマガ』を読む。 感性は変わっても生き方は変わってない、そんな僕です。」


2013(31歳)
「2人で平成の神話を目指そう。ということでナタリーです。 プー→フリーター→ニート→ハローワーカー→就職と、ドラマチックでない ロンバケを9ヶ月程過ごしました。 ぎっちりと味のある字で読んで楽しいつじさんの年賀状を見た時に、 ananの林真理子のエッセイよりスゴイのになぁ、と思うナタリーです。 エセOLをしているなんてもったいない。まぁ人生いろいろあると思いますが、 40代になっても続けたいね、年賀状マラソン。 仕事はもちろんリーマンではなく、鉄関係の職人を目指して働いているナタリーでした。」


2014(32歳)
「今年は書くのがスロースタートでした。でももちろん書くよ、絶対に。年賀状マラソンの決意を決めた、去年の年賀状。じぇ!じぇ!な内容に、体大丈夫?笑ったり心配させたりするつじさんの年賀状は自分にとって、最高のエッセイだよ。[あまちゃん]にハマり、漫画[新宿スワン]の終了にショックを受け、[競馬]から完全に足を洗い、ロトに夢を見る。そう、大人になれないナタリーです。だけど、年賀状は続けていくよ、まだまだずーっと」


2015(33歳)
「映画館で流れていたタバコCMをカッコイイと思っていた少年は、キャラではなく【不器用な人生】を生きることに…最近、金運上昇を期待して金魚を飼い始めました。ペットショップではなく、養魚場まで行く気合の入りようです。が、ロト6も馬券にも効果はいまのところ…パクパクと口を動かしながら泳ぐ姿は酒の肴としては楽しめるけどね。【同じ月を見ている】ってマンガが、不器用な男の生き様として泣ける、おすすめです」

2016(34歳)
「あの教室はもうないけれど、京成に乗って二人で止まった時間を動かしに行こうか?と言うことで、ナタリーです。
ブログ読んだよ。”年賀状マラソン”は二人で続けてきた平成の神話だけど(今の中高生には無理だよね)知らないところでつじさんの力になれたみたいで嬉しいなあ。ブログ楽しみにしてたよ。でも、才能が酒でおぼれているような気も!?去年の年賀状に書いてあった”夢”、悪夢になるかもしれないけど気持ちが変わらないなら、ぜひ」


と、言う訳で。


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今年もやっぱり年賀状は来ているのです。


2017(35歳)NEW‼︎
「祝・年賀状マラソン20年目突入。15才の春に出会った二人も35才になりました。
制服姿だったあの子も今では人妻に…という事で結婚おめでとう。
つじさんの友人の脚本家と同じ学校を受験した19才の冬を思い出しました。
面接で【エロじゃなくて暴力映画でR−18になりたい】と熱く語り、不合格になったバカだったあの頃。
ずーっと言い続けてるけど、つじさんのエッセイストの才能は凄いからね。闘病ブログに笑いを持ってきた唯一無二の存在なんだから。
ポンコツ、OLの芝レースからダート路線に行くのを待ってます。クロフネになってね。」






2016年は色々なことがありました。

年明け早々に荒川区へ引越しをし、妙に老人が多くてのんびりした空気の下町にすっかり染まっています。

radiko(ラジオを聴くことができるツールです)に「タイムフリー機能」なるものが導入され、一週間以内ならば番組の遡り再生が可能となりました。
昨夜の深夜に放送された番組を聴きながら、通勤することが出来るようになったのです。

秋に会社のロケーションが変更となり、通勤時間が30分ほど長くなってしまいました。
新しく着任した上司が横文字を多用するため、意味を理解するだけで精一杯の日々です。

また、自分でも驚きなのですが結婚をいたしました。
出会って一年経たずに結婚したのですが、母親同士が25年来の親友だったり、そういえば夫とは四年以上前に某BARで深夜二時過ぎに一度だけ喋っていたり、とにかく謎の縁があって、他人事のように面白いなぁと感じています。
夫は心優しくて穏やかな年下のレコード屋さんです。

ぼんやり過ごしているようでも、日々いろんなことがあって面白い。
めんどっちいけど、これだから生きていくのはやめらんないんだよね。


というわけで。

2017

ブログを読んで下さっているすべての愛すべき皆様

今年も引き続き仲良くしてね!





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今年は少しでも多くブログを更新できるよう心がけたいと思います。
twitterが楽しいので、どうしてもそっちに気持ちが偏ってしまい反省しています。

そして、私の野望なのですが年賀状マラソンの展示会が出来たら超嬉しいなと勝手に考えております。
まぁ、これを書いているたった今思いついたんですけど。
ナタリーと私が保存している年賀状の現物を展示…需要あるのか不明だけども、そんなの関係ないね。
本当は50周年の時に、なんて考えていたもののシンプルに死んでる可能性全然あるからな。

どうでしょうかね、ナタリー!
私は年賀状一枚紛失しておりますが。。
いつかどこかで展示会やりませんか?どうぞご検討願います。


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by majissukaaa | 2017-01-03 23:25 | Comments(20)